『建築のしくみ』第3章 設備のしくみpart2
今日はずっと雨ですね。明日は台風か〜。ワクワク笑
さて今日は昨日の続きです!
4断熱方法
床、壁、屋根の断熱財は、冬の寒さ、夏の暑さを防ぐ。壁や屋根からの熱を防ぐ土や、空気を含む椋木や建具の内側に障子や襖を入れてできる空気層は断熱材の役割をはたす。畳も有効な断熱材の一つ。
・内断熱材
構造耐の内側に施行するのが内断熱。木造や鉄骨造では柱と柱の間に断熱材を施行する。断熱材に隙間ができると結露が起きる。
・外断熱
構造躯体の外側を断熱材で覆うのが外断熱。コンクリートなどの熱容量の大きい建物に効果がある。
・その他の断熱材
グラスウール、ロックウール、硬質ウレタンフォーム、木質繊維系ボード、ウール、コルクなど
5自然エネルギーの利用
建物の庇や深さのルーバーの角度、窓の位置や高さによって、夏と冬の快適さを調整することが可能。夏は空気を動かす。
6太陽エネルギーの活用法
建物の工夫で太陽光エネルギーを活かすパッシブと、機械を使うアクティブの方法がある。
・パッシブソーラー
機械に頼らず、建物の工夫による自然エネルギー活用システム。
・アクティブソーラー
ファンや太陽光発電パネルなど、機械を利用する方法。
・その他の活用法
ダイレクトゲイン
南向きの窓から入る太陽の熱を、室内の床や壁に取り入れ、蓄熱性の高いコンクリートや石、タイルなどに蓄える。
トロンプ壁
南面にガラス張りのコンクリートや石の壁を作り、蓄熱した壁からの赤外線が部屋を暖める。
グリーンハウス型
南側に温室をつくる方式。ダイレクトゲインとトロンプ壁を組み合わせた熱利用ができ、園芸も楽しめる。
7雨水の有効利用
降った雨を集め、貯水タンクに貯めて、庭の水やり、外の掃除などに利用できる。
8植物の有効利用
夏→落葉樹は夏に葉をつけるので、家に陰を落として暑さを防ぐ。
冬→落葉樹は冬には葉が落ちるので、日照りを家に取り入れることができ、暖房効果が ある。
屋上緑化の効果
屋上の緑化も反射熱の抑制をしています。土と植栽は建物の内部の環境を守る断熱装置。
9照明の種類と役割
人が集まる場、くつろぎの場を照明の器具や色で演出。
直接照明
光源が直接室内を照らす。
間接照明
壁や天井、照明のカバーに当てられた光が空間を明るくする。
照明器具の種類
ダウンライト(埋め込み灯)、ペンダント(つり下げ灯)、シーリングライト(天井直付け灯)、フロアースタンド(床置き灯)、テーブルスタンド(テーブル置き型灯)、ブラケット(壁付け灯)
明日からは第四章 土地とまちのしくみです!
それではまた😎