『建築のしくみ』第2章 構造のしくみ part2
昨日の続きですー
1.コンクリート建築構造の種類
・RCコンクリート
Reinforced Concrete
鉄骨で補強されたコンクリート。
・SRCコンクリート
骨組みを鉄骨で組み、より強度を高めた鉄骨鉄筋コンクリート。
・PCコンクリート
Precast Concrete
品質管理が行き届き強度を高める工業製品。柱、梁、壁の鉄筋を組んでコンクリートを打つ。
①ラーメン構造
柱と梁がしっかりと接合された変形しにくい構造。ラーメン(Rahmen)はドイツ語で枠、フレームの意味。開口部や間仕切り壁を自由に作ることができ、開放的な空間をつくる構造。低層から高層の建物ができる。
②壁式構造
壁梁と耐力壁を一体化した壁面で構成する。壁で囲われた濃密な空間をつくる。低層の住宅から5階建てまでの建物の構造。
2.コンクリートの材料
セメント+砂+水=モルタル←仕上げに使う
・コンクリートの特性
コンクリートは上からの重量に耐える圧縮力には強いが、引っ張る力と変形に弱く、欠点を補うために鉄筋や鉄骨と組み合わせて使う。耐火性能と防音性能に優れている。
3.コンクリート構造建築の工事の手順
4.鉄骨造建築の構造の種類
大規模な施設をつくる重量鉄骨造と住宅をつくる軽量鉄骨造がある。鉄骨はH型鋼、鋼管、甲管、L型のアングルなど様々な厚さと形の材料を組み合わせる。欠点は、熱を伝えやすいので、結露しやすく、250℃から300℃の熱で変形しはじめること。
5.混構造とは?
木造、鉄骨、コンクリート構造を組み合わせてつくる構造。敷地、経済的な条件に合わせて幾つかの組み合わせでつくるという考え方。自由な発想と多様な空間の可能性が生まれる。
明日は建築の学校説明会行ってきますー*\(^o^)/*