ネガティブなやつがポジティブになって人生を成功させてやる!!

僕自身がネガティブ出身、人生迷走中です。しかし夢があります。人生成功させて幸せになる!という漠然とした夢が…。このブログにはネガティブな自分がどうやって困難をのりこえたか、どうやって行動を起こしたかなどなど成功までの長い道のりを記していきます。このブログが僕と同じようなネガティブ、人生迷走中、自分に自信がない、などなどの人達の励みになるといいなと思っています。

『建築のしくみ』第7章 設計のしくみpart3

昨日の続きです( ..)φ

1.図面の縮尺は何を表わすか

縮図(地図など)、縮尺によって見える情報量と質が変わる。

1万分の1の縮尺では、1㎞が10㎝で表現される1㎝は1万㎝、つまり100m。建物によって、一般図と言われる平面図、立面図、断面図は、200分の1、100分の1で描く。1㎝が1m。100分の1は詳細図。20分の1は矩計図、10分の1、5分の1、2分の1の部分詳細図。そして1分の1で原寸の形を表現して製作する。

500分の1の配置図

道路や周辺の街並みを知ることができる。

100分の1の平面図

部屋の間取りを表わす。

50分の1の平面図

窓や建具の大きさ、壁や材質の仕上げ、厚さを表現する。

 20分の1の詳細図

材料の種類、厚さ、幅と仕上げの種類を描く。

10分の1の部分詳細図

各部分の寸法を書き込む。

1分の1の原寸図

手で触る感覚を大切にしてかたち、寸法を決める。

2.建築の寸法の決定

人の身体を基準にして材料や建物の寸法を決める。

1尺=約30.3㎝、尺の10分の1 1寸=約3.03㎝、6尺が1間=1.82m、1間×1間=畳2畳分の1坪。部屋の広さ、家の大きさや土地の広さを表わすときは、6畳や8畳、そして30坪、40坪とメートル法で計算した面積を平方メートルから畳や坪に換算すると理解できるのは、畳の広さが空間の経験として一つの尺度を共有しているから。

3.模型をつくる理由

建物の大きさや部屋のつながり、空間の組み立てを理解するため。

模型が表現する内容

打ち合わせの段階では、エスキス模型を作り、いろいろと形を考え、スタディをするために、ボロボロになるまで手を入れて検討する。段ボール、スタイロフォーム、スチレンボード、そして油土など加工しやすい材料でつくる。設計が決まると、図面に基づいて完成模型をつくる。

縮尺500分の1、200分の1の模型は、周辺と敷地の関係、敷地と建物の配置を表す。100分の1では全体の形、開口部の大きさ、建築の姿がわかる模型を作る。50分の1の模型では内部の部屋の大きさ、部屋と部屋の関係、家具の配置、人の動きを理解することができる。20分の1は、室内の家具や開口部の部分をつくる。現場に入ると10分の1、1分の1の原寸で作製の検討をしながら形を決めていく。

4.スケッチやパースを描く理由

建築のかたちや空間をわかりやすく表現するため。スケッチや、パースを描くことで、これから姿を現す建物のかたちや空間を伝えることが出来る。設計のプロセスでスタディするスケッチ。建物の完成前に描くのは外観、内観パース。

パースで表現

透視図法で作図して描いた図をパースペクティブ、パースといい、街並みを建物より高い鳥の視点で表現する鳥瞰図、建物の外観パース、室内を表現する内観パースなど様々な図法がある。

「設計のしくみ」以上‼︎ 明日からは最後の章!「つくる現場のしくみ」です!