ネガティブなやつがポジティブになって人生を成功させてやる!!

僕自身がネガティブ出身、人生迷走中です。しかし夢があります。人生成功させて幸せになる!という漠然とした夢が…。このブログにはネガティブな自分がどうやって困難をのりこえたか、どうやって行動を起こしたかなどなど成功までの長い道のりを記していきます。このブログが僕と同じようなネガティブ、人生迷走中、自分に自信がない、などなどの人達の励みになるといいなと思っています。

『建築のしくみ』第7章 設計のしくみpart2

それでは昨日の続きです^ ^

 1.申請図書とは?
建築確認申請を受けるための図面や書類。確認申請の手続きは、申請書に敷地の位置を示す付近見取り図、配置図、各階平面図、2面以上の立面図、2面以上の断面図、構造の各階伏図、構造詳細図、仕上げ表を添付する。建物の規模によっては、日影図、構造計算書、エレベーターの図面などが必要になる。正副2部を作製し、建築基準法で決められた項目を記入して審査を受ける。許可を受けて戻ってきた副本を工事中は現場に保管して、完成後は建築主(施主)が保存する。
 申請書
建築主(施主)、建築場所、用途、面積など、申請に必要な項目を書いて提出する。
配置図
敷地と道路の関係、方位、建物の建つ位置、敷地の寸法を表示。
面積表
敷地面積や建物の面積を算出する計算根拠になる式を書く。
 2.意匠図とは?
意匠図は建築の計画内容を全体的に表す図面。建築のかたち、仕上げ、家具や細かい部分を全て表す図面。配置図、平面図、断面図、立面図、矩計図、屋根伏図、天井伏図、展開図、階段や手すりなどの詳細図、家具図、外構図などの、図面と、仕上げ表、特記仕様書がある。
 平面図
建物の各階を床から約1mの高さで切断した水平断面図。建物を建てる基準になる通り芯と寸法。柱、間柱、壁の仕上げ、厚さ。開口の幅と位置を表す。
断面図
建物の垂直断面図。建物の高さ、室内の天井の高さ、窓の建具の高さを示す。
立面図
建具の外観を表す図面。東西南北、四面を描く。
建具表
ドアや引き戸、障子など建具の姿図、仕上げ、寸法、金物、個数を表にして描く。
屋根伏図
屋根を上から見た平面図。かたち、軒の寸法、仕上げ材料、勾配を表す。
 3.構造図、設備図とは?
構造図 
建築の骨組みにあたる、鉄骨やコンクリートの構造部分の図面。部材の大きさ、接合の仕方、材料の指定などが指示されている。
設備図
設備図には、電気系統、給排水衛生系統、空調換気系統、ガス系統と業種別に図面を描く。配管、仕様の指示、器具のリスト、敷地への引き込み箇などが指示される。
 4.施工図の役割 
実施設計図をもとにして、現場で描く製作のための図面を施工図という。コンクリートの施工図にもとづいて型枠を作り、鉄筋の加工をする。サッシ、鉄骨階段や手すりなどの加工図面。設備の配管や点検口の図面、電気の配線とコンセントやスイッチの位置の確認などを施工図で打ち合わせをして詳細を決めるのが設計事務所の監理の仕事の一つ。
コンクリートの施工図
コンクリートの型枠の割り付け、開口部の位置、設備の配管が通るためのスリーブ、仕上げの位置などを描き込む。
木造の施工図
下地から仕上げまでの寸法や納まりを確認しながら造作の為の図面を描いて材料を加工する。建具やサッシの枠なども打ち合わせをして刻み、取りつける。
家具の施工図
材料、金物、細かな寸法、建物との関係、仕上げの細部まで打ち合わせできる図面を描いて製作する。
給排水設備の施工図
器具の取り付け位置、給水管、給湯管、排水管の配管を指示する図面。この図面をもとにコンクリートの床や壁に配管用のスリープを開けてコンクリートの躯体を施工する。
 
part3へ続く(^O^)/